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サイトの競合を分析するために便利な3つのツール

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日々、多くの新規サイトが立ち上がっていると思います。
そして、サイトを立ち上げると必ずと言っていいほど「競合」が存在します。
その競合の解析ツールや広告戦略など、どのような対策をしているのかを調べることで、自社の強みを考えるための参考になります。

ということで今回は競合について調べる際、個人的にも使っている便利なツールを3つご紹介したいと思います。

GHOSTERY

では、淡々と紹介していきます。
まずは、競合が使っている広告や解析ツールなどを簡単に調べることができるGhosteryというツールです。

www.ghostery.com

これはブラウザのアドオンとして提供されています。
競合がどのような広告を使っているのか?など、ちょっと気になった時などにソースを見て調べるより、ひと目で確認できるので非常に便利です。

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試しに適当にサイトを訪問してみると、上記のようにGhosteryアイコンに数字が表示されます。
これをクリックするとカテゴリごとの使用しているツールなどの合計が表示され、さらに「すべてのトラッカーを表示する」をクリックすると詳細を見ることができます。

 

と、Ghosteryは競合の使用している解析ツールや広告などを調べるツールと説明しましたが、通常はリマーケティングなどのトラッキングをブロックするためのアドオンのようです。

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上記のように個別に(サイト別にも)トラッキングをブロックすることができます。
これでいつまでも追いかけてくるリマーケティングリストから逃れることができますね。

 

リスケット

競合が出稿しているリスティングのキーワードがわかればターゲット層などをおよそ把握することができます。そんな時に便利なのがこの「リスケット」という競合のリスティングに関する分析ツールです。

lisket.jp

こちらは色々な機能がありあますが、全ての機能が2週間だけ無料で使うことができます。以降、競合の出稿キーワードを調べるためには1,404円/月かかるようです。
※Yahoo!プロモーション広告にのみ対応しているようです。

https://cloud.githubusercontent.com/assets/4360663/8151542/adfca796-134a-11e5-8d0d-874c31692d9c.png

「表示URL」で検索すると、出稿していたキーワード一覧が表示されます。

競合のターゲットとする市場を正しく認識して、シェアを取れるかどうか?または違ったユーザー層を狙うのか?など広告戦略などに参考になりますね。

 

インターネットアーカイブ(Internet Archive)

こちらも有名ですね。期間別で当時のサイトがどのようなデザイン・レイアウトだったのかを確認できるサイトです。

Internet Archive: Digital Library of Free Books, Movies, Music & Wayback Machine

更新の多い自社サイトなども、当時どのようなページで売り上げが上がったのか?下がったのか?など確認したい場合に便利です。

下記のように2000年のYahooがどんなページだったのかもわかります。

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独自のボットか何かで情報収集しているのでしょうか?見ることのできるデータは全てではありませんが、膨大な情報ですね。2012年10月時点で10ペタもの情報量だそうです。

 

競合を分析できる便利ツールまとめ

今回は、競合を分析する際に便利なツールを3つご紹介しましたが、これ以外にも数多くの便利なツールがあると思います。

3Cなんかも見てみると競合には無い強みをアピールするために調べておきたい項目がいくつか見つかります。

誰にアピールしたいサイトなのか考えて、効率良くツールを使って競合も調べてみると面白いですよ。

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